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ワタクシが会社を設立した理由

2019-12-25

ワタクシ、現在サラリーマンを本業とし、コンサルタントとして日々邁進しているわけなのだが、実は何を隠そう、別口で法人を所有している。

設立は2012年。なんだかんだで先日第7期決算を終え、売上は7桁台後半

保有資産はアパートメント1棟と太陽光発電所1個。

経済産業省の中小企業白書によれば、起業から1年後の企業生存率はおよそ7割。3年後は5割、5年で4割と言うから、まぁまぁ検討しているほうである。

ちなみに企業の生存率、10年たつと3割にまで落ちるそうで、、逆に「なんでそんなにつぶれるの!?」と言うのはあるのだけど。。

で、本題の「なぜワタクシが会社を設立したのか?」ですが、理由はいくつかあります。

理由1:サラリーマン1本足打法のリスクを分散するため

やはり一番にあがるのはこれ。

日本がもっと右肩上がりで、給与水準もどんどん上がっていく国なら何も考えずに行けたのだろうけど、やっぱり人口減少で衰退していく日本にあって、日本企業でず~~っとやり続けることに対しては不安が強かった。

しかもワタクシ世代は、上の世代がたくさんつっかえていて、なかなか役員や部長職に就きにくい。

つまり給与が上がりにくいうえに、パイセン配下の仕事をず~~っとやり続け、年金もどうなるか怪しい、定年年齢もうなぎのぼり。。

そんな中、サラリーマンというものに一生をコミットするのは、どう考えても合理的でなかったんですね。

理由2:不動産投資の連帯保証人を自分にするため

サラリーマン以外の収入を得ようとした場合、いろいろ考えて、当時もっとも身近に感じられた不動産投資を選択しました。

2010年あたりは、ちょうどリーマンショックから2年ほどたち、市況が落ち着き出して、それでいて不動産投資はまだ定着しきっていなかった。

なので、普通に利回り20%超の物件がたくさんあったのね。

で、ワタクシもそうした話を聞いて「ぜひやりたい!」と思ったのだけど、、

一つ、どうしてもクリアできない壁がありまして、それが融資を受ける際の連帯保証人。

不動産投資、当然大きな額になりますので、融資を受けることが前提になってきます。

で、融資を受けるからには当然担保と連帯保証人が必要になるわけで、ただ、よほど物分かりのいい親がいるか、奥さんがそれなりに稼いでいる場合を除いて、普通はちょっとハードル高いですよね。。

しかもワタクシの場合は奥さんが専業主婦でしたから、、親もそういうのに対しては理解が薄かったですしね。

でも、将来を考えると不動産投資しない選択肢はない。。

そこで考え出したのが、法人を設立し、法人が融資を受け、ワタクシが連帯保証人になることで、だれにも頼み込んだりすることなく不動産投資を実現するスキームです。

事実、ワタクシは国金(政策金融公庫さま)から融資を受けたわけですが、実際に法人で借り入れをし、ワタクシが連帯保証人になることで融資を引き出しました。

理由3:副業禁止を合法的に回避するため

ワタクシの会社はドメスティックな伝統的日本企業です。なので当然副業は禁止。

しかし不動産を購入し、ある一定の戸数や年数を超えると、それは「業(ぎょう)」とみなされ、副業に見なされてしまいます。

これはまずい。。

しかも最初の物件だけならまだしも、将来的に規模を拡大したいと考えていたワタクシにとって、これは解決すべき大きな課題でした。

そこで行きついたのが、法人を立ち上げ、ツマを社長とし、ワタクシは法的に関与しないスキームで法人を立ち上げるというもの。

これで法的にも税務面でも、完全にワタクシと切り離された別人格=法人を手に入れたわけです。

理由4:合法的に節税するため

サラリーマンのワタクシの年収、、

さすがに申し上げるのは差し控えますが、所得税率で行くと33%のレンジです。

しかしこれ、先ほどの法人分の収入を合わせると40%のレンジに入ってしまいます。

これ、きついですよね。

少しでもこれを回避したいと思ったとき、やはりおよそ23%の法人税率である法人設立は、選択しない手はありませんでした。

もちろん法人税のほかに法人事業税や法人住民税、決算に関わる税理士報酬等を加味すると、まぁまぁコスト高なのだけど、それでも将来の拡大を願った場合、法人化を選択しない手はありません。

まとめ

法人化するにあたり、理由は人により様々と思います。

もちろん、人によっては個人事業主を選択するでしょうし、法人化がベストかどうかは何をしたいか?にもよります。

でも、ワタクシの場合は先に挙げた理由もあり、法人化はマストでした。

で、法人化してみて思うのですが、、、とにかくラクです。

ワタクシとは完全に分離した、独立した法人格があることで、何かやりたい!と思って、でも個人の立場ではなんだかんだでややこしいことがあった場合でも、法人名義にすることでそのあたりの障壁がすべてなくなります。

あ、個人だとそんなデメリットがあるんだ。。んじゃ法人名義にしとくんで大丈夫です」みたいな。。

で、本当はいけないのですが、ワタクシ法人を設立し、最初の1年はいろいろ動きましたが、運営が定着した今、ほぼフルオートで運営が回っています

それでいて年収数百万規模を安定的にかせげるのであれば、、

もちろん選択する事業にもよりますが、やはり法人化、選択しない手はないですね。

  • この記事を書いた人

ワタクシ

サラリーマン歴17年。途中でSEからコンサルタントに転身。日々自分磨きを進める中、並行して嫁さん名義の会社を設立。会社名義でアパート1棟と太陽光発電所を運営。法人は8期目突入、ほぼフルオートで7桁売上!ブログで今までの経験に基づくお役立ち情報を発信中!

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