サラリーマンのみなさまが副業する場合、ひとつどーしても気になることがありますよね?
そう、それは「バレたら副業規程に抵触するのでは?」というもの。
もちろん、、バレれば、、その通りです。副業を規程で禁止してるんですから、バレれば不味いにきまってます。会社のルールですから、、
まぁイマドキそれほど厳しい処分は受けず、注意くらいなんだと思うんですけどね。
でも、少しおかしいですよね?黙ってたはずなのに、なんで会社は社員が副業してるのがわかるんでしょう。。
結論から言うとルートは2つのみです。
ルート1:住民税計算でばれる
サラリーマンをしていると、年末調整、必ずありますよね。
所得に対して、生命保険や住宅ローンを控除して、正しい所得税額を計算し直します。
すると、あらかじめ見込みで徴収していた額と、正規の額で差が出るので、その差分を毎年1〜3月にかけてわれわれサラリーマンに返金するわけです。
で、この所得税額、計算するのは誰かわかりますか?
そう、あなたが所属する会社です。あらかじめ決められたルールがあるわけですから、別に難しいことではありません。
で、もう一つ、給与明細を見ると毎月引かれてるものがありますよね?
そう、住民税です。で、この住民税、誰が計算するかわかりますか?
そう、これは会社ではなく、実際に課税してくる、あなたが住まう街の地方自治体です。
つまり、会社が計算したあなたの給与所得情報等が、税務署経由であなたが住む自治体に連携され、そこで住民税額が計算され、会社にバックされ、毎月の給与から天引きされ、残りがあなたの口座に給与が支払われるのです。
わかります?
勘のいい方ならもうお分かりと思いますが、つまりこの「住民税額の情報が会社にバック」されるとき、副業収入がたんまり載って計算された額が報告されたら、、
会社からすれば「あれ、、なんか住民税たかくね?、、こやつ、やりおったな、、」と、なるわけです。
これを回避する手段はいくつかありますが、ここに手を打たない限り、、残念ながら副業がバレる可能性は残り続けます。
ルート2:口コミでばれる
先ほどのルートに比べ、こちらはとてもシンプルです。
誰でもそうですが、うまく行きだして嬉しくなると、人間、ついついしゃべってしまいますよね。
仲のいい友達なんかだとなおさらで、酔った勢いでつい自慢しちゃったり、、
でもそれ、当然ですがだんだん広まったりしますよね。それが会社の担当者の耳に入れば、、
当然御用です。身から出た錆と言うやつですね。
まとめ
よく、マイナンバーでバレるとか、開業届を出すとバレるとか言いますが、知り合いの経理担当に聞く限り、そうしたものは会社でも把握しようがないとのこと。
バレるルートというのが初めからあるんですね。
#もちろん、ワタクシは税務の専門家と言うわけではありませんので、最後は自己責任で判断してくださいね。
せっかく副業して儲かってきたなーと思っても、それで会社からペナルティを受けては元も子もありません。
もちろん、稼ぐ額にもよりますが、副業を考える場合、そのあたりの手当てをした上で取り組むようにしましょう。