ブログを書き始めてすぐのころは、なかなかサイトの構造にまでは目が届きませんよね。
もちろん、最初のうちはそこまで意識しなくてもよいと思いますが、でもこのサイト構造、実は収益化を図る上では最重要の概念。
慣れてきたところで、是非意識して実装していきましょう!
ここでは、サイト構造を実装する上での基礎知識として、リンクの種類と特徴・使い方について解説します。
<いきなり結論!>
2つのリンクを使いこなしサイトを構造化しよう!
①内部リンク
②外部リンク
一つ一つ解説します。
①内部リンク
内部リンクとは:自サイトから、自サイト内の別の記事宛てに貼られたリンクのこと
例えば、ブログ記事の書き方のポイントを紹介したいと思った場合、そしてその時に役立つキーワード検索ツールを紹介したいと思った場合、実はその件については既に別記事で書いていたりします。
そういった場合に役に立つのがこの内部リンク。
当該記事の中に、自サイト宛ての内部リンクを張ることで、興味を持った読者が、更に詳しい情報にアクセスできるようになります。
ポイントは、内部リンクはただたくさんつければOKというわけではない点。
読者が知りたいだろうな、、と思う、より詳しい情報や関連情報を記事に添えるのが基本になります。無理に内部リンクを貼る必要はありません。
必要な時だけ必要な分を貼る。読者の気持ちを先読みしながら、ユーザビリティを高める努力が必要ですね。
②外部リンク
外部リンクとは:自サイトから、外部サイト宛てに貼られたリンクのこと
例えば内部リンクで、より詳しい核心サイトに読者を誘導したとします。そしてそこで「よし、僕にもできそうだ!」と思ってもらえたところに「より詳しい情報は、〇〇のサイトをご参照」とし、そこにアフィリエイトリンクを貼っておくとします。
すると、クリック報酬型であればその時に、成果報酬型であれば成約時に、アフィリエイト収入がチャリンと入ることになります。
ここまで如何にして誘導するか?が、ブログ収益化における腕の見せ所ですね。
そのために記事の作成力を上げ、説得力を高め、信用力も高めながら、日々記事づくりに邁進することになります。
ところでこの外部リンク、よく「より詳しい内容はこちら」として、別のブロガーのページをリンクする人を見かけたりします。これ、よほどでなければお勧めしません。
なぜなら、そうして外部リンクに移ったユーザは、更に詳しい情報を別サイトで得ることになり、そのあと自サイトに戻ってくることって、、ちょっと考えにくいですよね?
一度外に出たユーザはそうそう戻ってこないのです。
ですので、アフィリエイトリンク以外については基本的に外部リンクはせず、逆に収益につながる箇所のみ外部リンクを活用することをお勧めします。
裏を返せば、他のブロガーの記事に飛ばしたいような内容は、自分でせっせと類似の記事をそろえる&内部リンクで飛ばすような努力が必要ということですね。
③被リンク(意識しすぎなくて良いです)
被リンクとは:外部サイトから、自サイト宛てに貼られたリンクのこと。
別ブロガーの記事の参考記事として、自サイト宛てのリンクが貼られている状態を指します。
この被リンク、かつては「多ければ多いほどSEOの検査ランキングが上がる」と言ったことがあり、(ワル)賢い方はダミーの「サテライトサイト」を自ら構築し、そこから自身のメインページに”被リンク”を貼り、SEOの検索ランキングを上げるようなことをしていました。
ただ、これ、GoogleのSEOアルゴリズムの変更によりあまり重要性がなくなってきているのと、そこまでして。。なんだか本流で戦っていない感じが、ワタクシなんかからするとむなしく感じますね(^^;
特に駆け出しのブロガーは、被リンクをいきなり貼ってもらうことなどまずありませんから、そこは気にしすぎず行きましょう。
逆に内部リンク&外部リンクを駆使してファンを増やしていく中で、自然発生的に被リンクが増えるアプローチを目指すのが重要です。
ちなみに、被リンクを増やす方法は、自分しか持ちえない一次情報をグリップすること。
自ブログの収益情報や、(限度はありますが)サラリーマンでいることにより得た裏事情など、そうしたものを如何に多く発信するかが成否を握るポイントになりますね。
1カテゴリに対して階層化して記事にする
例えば「英語 アプリ」で上位を狙いたいなら、そのキーワードに関するスモールワードの記事をより多く入れ、すそ野を広げつつ、最後に「英語学習アプリを目的別にまとめました」といった形で総まとめページを書くのが大事です。
「英語 アプリ リスニング」「英語 アプリ リーディング」 「英語 アプリ TOEIC」といった検索クエリ毎に「リスニングに強いアプリ10選」とか書いていく格好ですね。
これがピラミッドの頂上になり、スモールワード記事がピラミッドのすそ野を形成し、一つのサイト構成が出来上がることになります。その中にアフィリエイトリンクをちりばめ、読者は自身の課題解決に向けた情報を得ていくことに注力。それが解決されていく過程で、アフィリエイトリンクがちょいちょい入り、サイト運営サイドにもメリットが生じる。
その形をいかに早く作り上げるか?が、ブログの収益化でとても重要ですね。