前回の記事で、SEOにおける必須概念である「パーチェスファネル」について解説しました。
Webマーケティングの世界で必須の概念と言えるパーチェスファネル。是非それを意識した記事づくりに邁進したいですね。
今回は、そんなパーチェスファネルで「比較検討」段階の顧客を確実に取り込むためのキーワードについて紹介します。
<いきなり結論!>
クリック率が上がるキーワードはこちら!
①”ランキング”系のキーワード :ランキング/上位10選/3強など
②”口コミ”系のキーワード :レビュー/口コミ/評判など
③”失敗”系のキーワード :失敗/損失/返品/後悔など
④”お得”系のキーワード :無料/最安/激安/セールなど
以降、それぞれについて解説します。
①”ランキング"系のキーワード
<3つのキーワードでクリック率UP!>
「ランキング」「上位10選」「3強」
「比較検討」の初期段階の読者は、「別の選択肢として挙げるとすれば何か?」という情報を知りたがります。
なぜなら、人は何かを選ぶとき、必ず「可能な限り検討した上で選んだ結果なら、最悪失敗しても仕方がない」と言った深層心理が働くから。
ですので、みなさまは是非、この比較検討の初期段階にいるユーザを取り込む目的で、「XXでおすすめな〇〇10選」と言った記事を書くことをお勧めします。
このキーワードを目にした読者は、そこに比較検討に必要な情報が並んでいるであろうことを期待し、クリックする確率が高まるからです。
②”口コミ”系のキーワード
<6つのキーワードでクリック率UP!>
「レビュー」「口コミ」「評判」「感想」「オススメ」「人気」
複数の比較対象を検討し、おおむね選定対象の商品が決まった読者は、とある不安に駆られます。それは「自分の判断は本当に適切なんだろうか?」というもの。
「比較検討」に入った読者の第二の心理状態として考えられるもので、そうした読者は必ず他人の意見を聞きたくなるものです。
そこで必ず選ばれるキーワードがこの「口コミ系のキーワード」。SEO対策を進めるみなさまとしては、活用しない手はないですね。
③”失敗”系のキーワード
<6つのキーワードでクリック率UP!>
「失敗」「後悔」「損失」「返品」「偽物」「正規品」
どんな人でも、できれば失敗なんてしたくないですね。特に「比較検討」段階に入ったユーザはなおさらです。そうした心理状態の読者は、逆に他人の失敗談などを参照し、自分だけは失敗しないような動きを取ります。
そう、ダイレクトに失敗した人の体験談などを見るために、この「失敗」や「後悔」といったキーワードで検索することになります。
そしてそうした読者に対し、確かに失敗の可能性があることを素直に伝えた上で、しかしそれも含めて合理的な判断をしたならば、やはり当該の商品を選ぶことが適切だと説明できたなら、、
既に購入の意思が固まりつつあり、しかし失敗はしたくない状態であれば、これも背中を後押しするだけで、確実に購入の導線が描けますよね。
④”お得”系のキーワードでクリック率UP!
<5つのキーワードでクリック率UP!>
「無料」「最安」「激安」「セール」「クーポン」
どうせ同じことをするなら安いほうがいい。どうせ購入するならよりお得なほうがいい。
「比較検討」段階に入ったユーザが、実際に購入対象の商品を決めた際、最後に行きつく心理状態が、この「できるだけお得に」です。
そしてSEOの視点で考えたなら、こうしたキーワードでユーザに訴求できれば、ほぼ確実に購入行動にまで誘導できますね?
ですので、この無料とか最安とか激安と言ったキーワードは、パーチャスファネル最終段階の顧客に訴求するキーワードとして、常に意識しておきたい代表格になります。
おまけ:キーワードずらし
みなさまは「キーワードずらし」という言葉をご存じですか?
例えば「新橋 居酒屋 おすすめ」と「新橋 居酒屋 おススメ」で違う検索結果が出てくるとします。ユーザとしては同じ意図で使っているにもかかわらず、検索エンジンが「別物」として認識し、別の結果を出すという状態。。
これ、狙わない手はなくって、例えば上記の例であれば、「おすすめ」と「おススメ」のうち、より「しょぼい」結果のほうをチョイスし、より「イケてる」結果のほうを意識した記事を書く。このことで、「しょぼい」側のキーワードでより上位の検索結果を出せるようになります。
本質的ではないですが、そこにゆがみがあるならば、テクニックとしては知っておきたいですね。
まとめ
いかがでしたか?これまでの記事を読んでくださってみなさまなら、Webマーケティングにおけるパーチェスファネルの重要性、よりアフィリエイト収益につながりやすいターゲット層、そこに訴求するための実践的なキーワードが備わったかと思います。
あとはできるかどうかではなく、意識するかしないか、それで以て行動するかどうか。それだけです。
是非日々意識して、習慣化し、当たり前にできる状態を目指して頑張っていきましょう!